芝居で学ぶ日本文化No.2は、酒呑童子。
芝居で学ぶ日本文化は、体験型学習。だから身につく覚える興味が湧く!学校の歴史の授業も楽しくなります。
さて。
酒呑童子とは?
酒呑童子は平安時代に存在した?と言われている鬼?です。写真は、歌川国芳の浮世絵の酒呑童子。
丹波国の大江山に住み、鬼の頭領として沢山の鬼たちをまとめ、夜な夜な京の都に出没しては、貴族の家を襲い、金銀財宝を盗み、女子どもをかどわかしていたと言われています。
その悪業に怒りをなした時の帝は、藤原道長に酒呑童子討伐を命じます。
道長は当時最強と謳われた鬼神バスター、源頼光とその四天王に酒呑童子討伐を命じます。
結末は。神便鬼毒酒(じんべんきどくしゅ)とい名の、鬼が妖力を失う酒を飲ませて戦った結果。
源頼光と四天王の勝利❣️酒呑童子は首と四肢を斬られ、成敗されます。
というのがストーリー。
能楽、歌舞伎や長唄、舞踊の演目でも有名な酒呑童子。今回は能楽の「大江山」の謡曲の一部がセリフになっています。
能楽や歌舞伎って難しいそう。と思われるかもしれませんが、実際に自分が演じてみると、そのリズミカルな言い回しはラップみたいで、非常に楽しい。
芝居を通して、難しそうな能楽にも興味が湧き、さらに古典文学アレルギーも発症しない脳みそに!
古典は楽しい、歴史は楽しいと自然に思えてきます。
ちなみに。
酒呑童子はゲームやアニメでもひっぱりだこ。
こんなのやら。
2018年、京都の伊勢丹では、ハロウィン?キャラとして登場していた酒呑童子。
色々なゲームを筆頭に、アニメやキャラとして大人気の酒呑童子。
最近は子どもたちの方が、大人よりも歴史や古典に対する苦手意識がないように思われます。
歴史や古典を楽しく学びたい方は、是非2019年の「酒呑童子 茨木童子」舞台を観にきてください→詳細は下。
2019年2月より、2020年度キャスト募集をスタートします。2020年も、酒呑童子、茨木童子、源頼光とその四天王のシリーズ舞台を敢行します。
✨ESL Theatre Project 第14回公演✨
鬼と武将の平安絵巻 第1巻
「Who is the Hero? 茨城童子・酒呑童子」
平成31年1月26日(土)
相模原南市民ホール 18時開演(17:30開場)
*20時終演予定 入場無料