英語劇ミュージカル・ESL Theatre Project

演劇教室

かんたん英語劇で表現コミュニケーション講座「桃太郎」

夏休みの3日間(計3時間)「かんたん英語劇で表現コミュニケーション講座〜桃太郎」を開催いたしました。

2020年から始まる受験改革に伴い、面接の導入、英語ではスピーキングが重要視されるなど、ガラッと変わる受験。紙の上での勉強にプラスして、コミュニケーション力と表現力が必要とされます。

ESL Theatre Projectでは、普段から舞台や芝居の稽古を通して、コミュニケーション力を養うレッスンは行なっていますが。今回は、これからの受験に特化したレッスンを行いました。

1:シアターゲームでウォームアップ(見る・聞く・動く・感じる)

・空間把握能力の向上と感情表現→

ゲームやスマホが遊びの主流となった今、広い場所で大人数で遊ぶ機会も少なくなりました。すると視野も狭くなり、人間同士のコミュニケーションも浅くなり、3次元で物を捉える事もしなくなるため、

・なかなか周りを広く見ることができない。
・ぶつかる、車や自転車に気づかない。距離感がわからない
・感情が浅い、感動しない

などの問題が生じてきます。

舞台(スタジオ)スペースを広く使った、ViewPointと呼ばれるアクティビティーやシアターゲームを通し、空間把握能力と、感情表現力(演技)を高める練習をしました。

2:即興劇とディスカッション〜予測不可能な何かに遭遇する

困難があれば、ゲームやスマホではリセットで終わりですが。昔の子供達は、ごっこ遊びをする事で「予測不可能な何か」に遭遇し、問題解決力コミュニケーション力を高めていました。

即興劇(ごっこ遊び)やディスカッションは、相手の言う事をよく聞く。そして考えて動く。問題があればみんなで解決する。と言う、大人からしてみれば当たり前のことですが、勉強やゲームなどソロ活動ばかりしている新世代の子供達にとって、大事な勉強の一つです。

また、話す・聞くを楽しく遊び感覚で行える為、コミュニケーション教育には最適のツール。高学年はリーダーシップも練習しました。

即興劇の例:
・出会った動物たち、実は「きびだんご」があまり好きではなかった。さあ、どうしたら「きびだんご」を貰ってくれるか。どんな「きびだんご」だったら、貰ってくれるか。

・出会った動物たち。鬼退治には行きたくないと言う。さあ、そうやって説得するか。など。

ディスカッションの例:(例題も子供達が決めました)
・日本のスゴイところ。
・桃太郎はどうして桃の中に入っていたのか?
・桃太郎は、何歳まで生きることができたのか?など。

3:英語劇の練習と芝居を作る〜話す力と表現力

シアターゲームでのウォームアップ、即興劇やディスカッションを行い、最後は英語劇。まずは、英語劇のセリフを暗記して、練習。

その後、桃太郎がどうやって鬼を退治したのか。一緒に連れて行く動物たち(人間)も自分たちで決めて、芝居の後半部分の演出を考えて全員で披露しました。

なんでもありな舞台空間は、子供達の想像力を惜しみなく開花できる魔法の場所。答えの決まった問題ばかり解いていても、これからの社会ではやっていけません。

自分たちでゼロから作り上げる想像力、そしてそれを表現する表現力の練習をしました。

桃太郎はどうなったのか。

英語劇・桃太郎 を見て、確認してくださいね!

まとめ。

勉強だけではなく、より人間らしく豊かな人生を送るために、演劇やドラマ教育は子供たちの救世主になると信じてレッスンを行なっています。

今後も、このような講座を定期的に行う予定です。学校の成績は良いし、テストでも点数は取れるけれども。友達付き合いが苦手。クラスでの発言も苦手。そんなお子さんをお持ちの皆様。

練習すればコミュニケーション力はつくものです。演劇教室としてレッスン行いますので、是非、楽しみにしていてくださいね!

ESL Theatre Project代表〜貞苅玲

相模原市立双葉小学校での「演劇教室」

地元の双葉小学校で行われた「演劇教室」にて、演劇指導をしてきました。

ESL Theatre Project代表の貞苅玲です。

今年で2年目の演劇教室、今年は「耳なし芳一」をテーマに朗読劇形式の舞台を2時間で創作しました。

1:ウォームアップ

舞台前にも有効ですが、試合や受験や試験前に、心と体をリラックスさせて集中力を高めるエクササイズ。勉強や仕事前に行っても効果的です。

2:台本の読み合わせ

昔話で知られる耳なし芳一ですが、源平の合戦、壇ノ浦の戦いなど、歴史的な要素も多く含まれます。また、歌舞伎や長唄でも利用されるような古語を用い、歴史や国語(古文)にも興味を持ってもらえるような、10分程度の短い朗読劇に書き起こしました。

芝居や演劇の台本は、良い国語の教科書。朗読劇お芝居の発表では、実際に動きながら読むので、内容も簡単に理解でき、情景も目に浮かびます。国語が苦手なキッズにも、演劇は効果的です。

3:シアターゲームのアクティビティー

壇ノ浦の戦いシーンを音で表現したり、芳一に経文を書くシーンではマネキンチャレンジ、目の不自由な芳一を体験しながら、パートナーとの信頼を気づく目隠しゲームなど。シアターゲームと呼ばれるカラダと脳を使ったアクティビティーを「芳一バージョン」で行い、芝居に繋げます。

チームワークやコミュニケーション力を高めるには、もってこいのシアターゲーム。遊びながら楽しくお勉強。

4:演技〜感情表現

武士、僧侶、もののけの簡単なセリフを使い、いろいろな感情表現を試します。怒りながら、怖がって、笑いながら、強そうに、心配して。同じセリフでも、感情が異なると、言い方、顔の表情も変わります。

ITの普及で感情表現が苦手になった、と言われている現代っ子ですが、様々な感情表現を見せてくれました。

5:簡単な小道具作りと楽器での音出し

用意した材料で簡単な小道具作りと、楽器での雰囲気作り。セリフが苦手でも、動きが苦手でも、クリエイティブな作業を通して、芝居に参加することができます。

最後にグループ分けをして、芝居の創作から発表

台本に沿ってお話を進めながら、シアター・ゲームのアクティビティーで行なった内容は自由に変化させ。さらに、小道具や楽器の音で、芝居を膨らませていきます。

答えのない、正解もない、お芝居や舞台の空間では、すべて自分たちで決めなければいけません。まとめ役のリーダーを決め、ディスカッションしながら様々な内容を決めていきます。決めること。仲間の話を聞くこと。まとめること。まさに、小さな会社の社会人体験。

芸術性も高められ、実際に社会に出てからの訓練にもなる演劇や芝居は、楽しく学べる最高のツール。

2時間という短い時間でしたが、無事に10分間の芝居を作り発表し、子供達も満足げ。成功体験もできる、演劇は素敵です。

朗読劇「耳なし芳一」の台本は、一人でも演じることができるので、夏休みに是非、お家の人の前で、友達の前で、演じてみてね!と。幕を閉じました。