英語劇ミュージカル・ESL Theatre Project

教育演劇

サマーリハ2日目〜視覚・聴覚・体感覚、どれが優位?

毎年恒例のサマーリハーサル2日目。

今日の目標は。
「セリフと動線の暗記」

そこで、今日のお題は。
「視覚・聴覚・体感覚のバランスが取れた教育がもうすぐ始まる!」
〜教育演劇やドラマ教育は、3つのバランスを上手に育むツール〜

誰でも視覚・聴覚・体感覚は持っていますが、個人差により、優位な項目が違うそうです。例えば。見て覚えることが得意な子は視覚優位な子。

偏差値教育も終焉に向かい、2020年以降、いよいよ本気の教育改革が行われます。机に座り答案用紙の紙に向き合い、ガリガリ鉛筆で書いていく→視覚型。

この行為にプラスして、面接では、話す聞くコミュニケーションに、動くという行為→聴覚型・体感型も重要になってきます。

・従来の勉強、塾、受験→視覚、聴覚重視
聞き、黒板を書き写し、ノートに書き、テストも書くことで点数が得られるので、聴覚・視覚重視型(聞く・見ることで頭に入ってくる)の勉強と言えます。

テストは完全に視覚重視なので、視覚優位型の子供達は、比較的受験勉強に向いていると、私は考えます。

逆に、体感覚が優位な子供達には、かなり辛いのが受験。頑張ってもなかなか点数が取れない、などの障害も多いかと思われます。

・これからの勉強、アクティブラーニング・面接など→聴覚、体感覚重視
話す・聞くがメインのグループディスカッションは、聴覚型。また机を捨て、自由に動き回る形の教育は体感覚重視と言えます(動きや体の感覚で学ぶ)。

ということで、これからは、聴覚や体感覚が優位な子供にも、チャンス到来!
逆に、今まで成績が良かった視覚優位型の子供達にも、新しく「面接」という
聴覚・体感覚を判断されるチャレンジ課題が課されます。

そこで、教育演劇やドラマ教育が、最近ホットな教育法。3つの分野、バランスよく身につける方法を学ぶことができます。実際、子供達とお芝居や舞台を作っていると、子供達の得意分野が手に取るようにわかります。

・視覚優位型→台本があれば、すぐに台本暗記ができる。逆に、台本がないと覚えられない。

・聴覚優位型→台本がなくても、聞けばセリフを覚える事ができる。逆に、台本を渡しただけでは、なかなか覚えられない。

・体感覚優位型→ダンスの振り付け、歌、演出の立ち位置動線はすぐに覚える。逆に、セリフは苦手だったりする。

スポーツはできるけど、読み書きが苦手。逆に、テストの点数はいいのだけれども、発言ができない。など。みなさんのお子さんにも当てはまる項目があるかとは思います。優位なカテゴリーはあまり変化しないそうですが、バランスを取ることは可能だそうです。

演劇の練習では、3つのすべてのカテゴリーを満遍なく網羅した力が必要になる為、稽古を重ねていると、バランスがよくなるのがわかります。優位を生かし、苦手を克服する良い機会です。

また、この3つの感覚のバランスがよくなると、頭でっかちから、能とカラダが統一して、動けるようになってきます。

ということで。2日目のリハーサルは。台本片手に、動きながらセリフ練習、視覚・聴覚・体感覚をフル活動しての稽古でした。

明日は3日目。最終日。舞台に向けて、稽古に励みます。

追記。みなさんも是非、どの項目が優位か、試して見てください!

あなたはどのタイプ?

 

舞台経験やレッスンを通して、
キッズの将来必要な人間力スキルを学ぶ。
相模大野・オダサガエリア

英語劇ミュージカル・スクール
ESL Theatre Project

相模原市立双葉小学校での「演劇教室」

地元の双葉小学校で行われた「演劇教室」にて、演劇指導をしてきました。

ESL Theatre Project代表の貞苅玲です。

今年で2年目の演劇教室、今年は「耳なし芳一」をテーマに朗読劇形式の舞台を2時間で創作しました。

1:ウォームアップ

舞台前にも有効ですが、試合や受験や試験前に、心と体をリラックスさせて集中力を高めるエクササイズ。勉強や仕事前に行っても効果的です。

2:台本の読み合わせ

昔話で知られる耳なし芳一ですが、源平の合戦、壇ノ浦の戦いなど、歴史的な要素も多く含まれます。また、歌舞伎や長唄でも利用されるような古語を用い、歴史や国語(古文)にも興味を持ってもらえるような、10分程度の短い朗読劇に書き起こしました。

芝居や演劇の台本は、良い国語の教科書。朗読劇お芝居の発表では、実際に動きながら読むので、内容も簡単に理解でき、情景も目に浮かびます。国語が苦手なキッズにも、演劇は効果的です。

3:シアターゲームのアクティビティー

壇ノ浦の戦いシーンを音で表現したり、芳一に経文を書くシーンではマネキンチャレンジ、目の不自由な芳一を体験しながら、パートナーとの信頼を気づく目隠しゲームなど。シアターゲームと呼ばれるカラダと脳を使ったアクティビティーを「芳一バージョン」で行い、芝居に繋げます。

チームワークやコミュニケーション力を高めるには、もってこいのシアターゲーム。遊びながら楽しくお勉強。

4:演技〜感情表現

武士、僧侶、もののけの簡単なセリフを使い、いろいろな感情表現を試します。怒りながら、怖がって、笑いながら、強そうに、心配して。同じセリフでも、感情が異なると、言い方、顔の表情も変わります。

ITの普及で感情表現が苦手になった、と言われている現代っ子ですが、様々な感情表現を見せてくれました。

5:簡単な小道具作りと楽器での音出し

用意した材料で簡単な小道具作りと、楽器での雰囲気作り。セリフが苦手でも、動きが苦手でも、クリエイティブな作業を通して、芝居に参加することができます。

最後にグループ分けをして、芝居の創作から発表

台本に沿ってお話を進めながら、シアター・ゲームのアクティビティーで行なった内容は自由に変化させ。さらに、小道具や楽器の音で、芝居を膨らませていきます。

答えのない、正解もない、お芝居や舞台の空間では、すべて自分たちで決めなければいけません。まとめ役のリーダーを決め、ディスカッションしながら様々な内容を決めていきます。決めること。仲間の話を聞くこと。まとめること。まさに、小さな会社の社会人体験。

芸術性も高められ、実際に社会に出てからの訓練にもなる演劇や芝居は、楽しく学べる最高のツール。

2時間という短い時間でしたが、無事に10分間の芝居を作り発表し、子供達も満足げ。成功体験もできる、演劇は素敵です。

朗読劇「耳なし芳一」の台本は、一人でも演じることができるので、夏休みに是非、お家の人の前で、友達の前で、演じてみてね!と。幕を閉じました。