芝居で学ぶ日本文化vol.7〜まずは、体験学習から

伝統芸能や日本文化を学ばせたいけど、、、
敷居が高い。。。

と思われている親御さん向けに、
「芝居で学ぶ日本文化」ブログを発信しています。

演劇寺子屋では、
「和劇」の芝居稽古をしています。

和劇とは?

能狂言や、歌舞伎や日本舞踊の演目をベースに、
ところどころ伝統芸能の台詞や演出を織り交ぜながら、

子どもや中高生さんたちにもわかりやすいように、
現代風にアレンジして面白くしたお芝居です。

私、杵屋勝之玲が作った造語なのですが、
伝統芸能に興味を持つきっかけには、ぴったりの演目。

いきなり能楽の舞台に行っても、
知識がないと。。。
多分。。。
つまらない。。。

ワークショップとかも色々あるけど、、、
興味が湧くか心配。。。

そんな方へ。

和劇の稽古を通して、
ストーリーを知っていたり、
自分で有名な役柄を体験してみると、
グッとその面白さに引き込まれるのです。

令和2年1月25日(土)の舞台では、
能楽の「羅生門」
狂言の「靭猿」が登場します。

650年前から続く日本の伝統が、
実際に自分が演じることにより、
とっても身近な存在に。

一度興味を持った子供達は、
ネット検索でどんどん自ら学んでゆきます。

歴史や古典文学が好きになってゆく子も多いです。

演劇寺子屋で学んだあとは、
是非、
子ども向けの本格古典芸能舞台やワークショップに参加してもらいたい!

そこへ繋がるための、
通過地点になれば、と思っています。

演劇寺子屋 ESL Theatre Project代表
杵屋勝之玲でした。


演劇寺子屋ESL Theatre Project  
第15回記念公演 
鬼と武将の平安絵巻vol.2 
和劇「茨木童子」 
2020年1月25日(土) 
相模原南市民ホールにて 18:00開演 
入場無料! 是非、見に来てくださいね!

芝居で学ぶ日本文化 vol.6〜礼儀作法

本日より、芝居で学ぶ、日本文化シリーズを書いてゆきます!

子ども向けの伝統芸能公演やワークショップも増えていますが、
「やっぱり。。。敷居が高い。。。」

と諦めている方に、オススメです。

今日の話題は。
「礼儀作法について」

みなさん。
礼儀作法って、何のためにあるか、ご存知ですか?

よく、ちゃんとしなさい、とか、
姿勢を正しくとか、
お箸はちゃんと持って、こぼさないで、、、
とかお子さんのしつけの時に言いますよね。

それは、何のためですか?
将来、人に馬鹿にされないため?
格式高い場所で、必要だから?
???

答えは。
とっても簡単。

礼儀作法とは。
「相手を思いやる気持ち」

ヨーロッパのテーブルマナーも、
エスコートのお作法も、
日本の礼儀作法も、

全ては、

みんなが気持ちよく快適に過ごせるための
相手を思いやる気持ちです。

相手のことを最優先に考えて行動していれば、
さほど難しいことでもありません。

うるさくしたら、迷惑がかかるだろうなあ。
姿勢が悪くこぼしながら食べたら、汚くなって、不快だろうな。

など。
思いやりの心がちゃんとあれば、自然とそうなるものなのです。

でも。
子どもにとっては、なかなか、これが難しい。
だからこそ、型から学ぶのが、日本の礼儀作法。

例えば、座礼。
稽古の最初と最後には、
綺麗に正座して、お辞儀をする。

お辞儀の型があるので、
気持ちがついてこなくても、
何となく礼儀正しく見えます。

そして、稽古を繰り返しているうちに、
自然と美しい座礼が身につき、

それができるようになると、
自然とココロが伴ってくるのです。

更に、お芝居を通して、たくさんの型を学んでゆきます。
例えば。
「正座をして、プレゼントを渡す。」

この型をなんども繰り返していると、
自然とスマイルで、相手に喜んでもらえるような演技ができるようになり、
それが、実生活でもできるようになります。

礼儀作法は、人を思いやる気持ち。
芝居を通して学べる、日本の伝統文化です。


演劇寺子屋ESL Theatre Project  
第15回記念公演 
鬼と武将の平安絵巻vol.2 和劇「茨木童子」 
2020年1月25日(土) 相模原南市民ホールにて 18:00開演 
入場無料! 
是非、見に来てくださいね!

日本の文化伝統を英語劇で。

2019年の舞台公演に向けてスタートした企画。

日本の文化伝統を英語劇で学び、舞台で発表!

今まではミュージカルなどを題材にした英語劇を稽古・発表してきましたが、今年からは、いよいよ、私が本当にやりたかった、和もの舞台に挑みます。

その理由は。 日本人が日本を知らなくて、どうする! 今、海外からの観光客の皆様に人気なのが、日本文化の体験。

茶道や着付け、三味線やサムライ体験など。日本文化に興味がある観光客の皆様は、旅行中に日本文化を体験して母国へ帰ります。

そんなジャパンラブな海外の方々がいる中。日本人は、あまりにも日本の事を知らなさすぎる。もう、「日本文化?知らない、、、」じゃ済まされない時代です。

かっこ悪いですよね。

そこで。話を過去に戻します。

20代の頃、ミュージカルが大好きで演劇留学した私を待ち受けていたのは。「歌舞伎のセリフやってみて、クロサワ映画について語ろう、能楽の面って何種類くらいあるの?」などなど。(実際に聞かれた質問です)

当時、日本伝統芸能のことを知らなかった私は。知りません。わかりません。ごめんなさい。を繰り返し、精神はガタ落ち。

さらに。そもそも、自国文化の芸能を知らずに、アメリカで演劇学んでどうするの?日本に帰って、まずは日本の事を勉強するべき。と、バカにされました。

まあ、今考えると当たり前の話です。 が。当時の日本は、まだまだ欧米かぶれ。

ですが、偶然、通っていたピッツバーグ大学には、日本演劇専攻の著名な教授が教鞭を執っていた為、徹底的に日本の伝統芸能を学びました。

その後、ハワイ大学のアジア演劇学科・日本演劇専攻へと進み、本格的に勉強し直しました。日本の伝統芸能を学べば学ぶほど、どうして、今まで日本文化をないがしろにしてきたのだろうと。心から思いました。

そして、同時に、日本人で良かった、日本って凄い国だとも再確認、自分にも自信がつきました。

ここで、話を戻します。

英語が話せる=海外の方々とコミュニケーションが取れる

まず、聞かれるのは、日本について。

私が留学していた当時と違って、今の子供たちは、日本にいながらにして、外国人の方々と接する機会も多く、会社も多国籍の社員さんがいる状況になるでしょう。

そんな時に、「日本の事?よくわからないや」はカッコ悪いですよね。自信も無くしてしまいます。

さらに、日本にいながらにして英語を話す機会がある時、コミュニケーションのきっかけは、日本の話題に集中する事でしょう。

その為の予備知識として、日本の歴史・文化・芸能を盛り込んだ芝居を練習し、さらに英語劇を通して英語のセリフを練習する事で。自然に、英語で日本文化を語れる人材を育成したいのです。

子供達がいきなり能楽堂に行って能を見ても、本を読んでも、なかなか理解は難しいですが、伝統芸能の要素を盛り込んだ芝居を通して、実際に動きながらの練習は、楽しく身になります。

実際、私も英語歌舞伎や英語能・狂言を学び、こんなに面白いんだ!と、留学時代に経験しました。

能・狂言・歌舞伎は、歴史と文学の宝庫。古からのエンタメですから、そもそも楽しいもの。一度、面白いと思えば、子供達は勝手に学びます。

そして、学校の歴史や国語の授業も、また一段と楽しくなるはずです。

さらに、プロの能楽師や歌舞伎俳優から学ぶ、キッズ能楽や歌舞伎講座に参加するのも良いでしょう。最近は、沢山の子供向け講座があります。

という事で。 日本文化と歴史を知る、きっかけとして、和もの英語劇にチャレンジ。伝統芸能のコンテンツとエレメンツを盛り込んだ作品を作ります。

さらに、日本文化を、英語で発信できる人材を育ててゆく! ESL Theatre Project2018年の、挑戦です!

*新規生徒さん募集していますので、 HPをご覧くださいませ!詳細は、こちら。 ↓ 新規生徒さん募集