ESL Theatre Projectでは、毎週水曜日の稽古以外に、金曜日夜に「寺子屋時間」を設けています。
芝居稽古を通して、人生を豊かに生きる為の基盤を作って欲しい。この願いを叶えるにも、稽古生さんと向き合っての、個人的なトークは必要不可欠。そんな思いから生まれたのが、寺子屋時間です。
寺子屋時間では。
✨小学生の場合
稽古のサプリメントとして、足りない解らないしっくり来ない部分を補う。
礼儀や姿勢、挨拶やしつけなど、生きるベースを教える時間。
沢山の幼稚園生や小学生見ていますが、学校機関以外での挨拶が出来ない子どもは多い。
勉強の前に、まずはきちんとした挨拶から。ちなみに稽古では、座礼をしています。
また。
「どうして姿勢が良くなきゃいけないの?」「大きな声での“はい”は何で大切なの?」など、生活の基本は教える事が難しい。子育ての基盤作りのお手伝い。
簡単な生活の基盤こそ、子どもたちの未来につながります。
また、保護者の方の相談も大歓迎です。
ありがとうの大切さを教える、ありがとうアート。次は、何回ありがとうと言われるか、競争。
✨中高生の場合
学校や親には言えない悩みも沢山な中高生には、ひたすら話を聞いてあげます。そして、スッキリした時点で、質問をたくさん投げかけます。
将来どうなりたいか。何がしたいのか。悩む理由は?
人間、大抵の答えは自分の中に既にあります。聞いてもらい確信したいのです。
昔は話を聞いてくれた人が沢山いました。近所のおばちゃんなんて最高。いつのまにやら、代表である私、杵屋勝之玲がおばちゃん役に。笑。
相談ついでに、着付けのお手伝いしながら自分も。初回でまだまだぐちゃぐちゃですが、着付け稽古しながら、世間話も沢山話せて。
そんな、たわいもない話が、将来生きてくるのです。
✨大人の場合
夢に向かっての実験時間として自由にスタジオを使っています。
スタジオで気兼ねなく大声出しながら演技稽古したり。
ダンス練習したり。ダンスをhaz先生から習ったり。
haz先生は、ACVOG というオリジナルダンスを踊るダンサー。更に、ESL Theatre Project創立から15年通う古株。私のアシスタントであり、若手講師でもあります。
その他、オーディション対策として。メイク講座や宣材写真の取られ方講座、擬似オーディション体験も。
この日は保護者の方への着付け教室。稽古生は衣装の着物の着付けはマストです。
更に。ファッションショーのウォーキング練習もしていました。何事も、行動する、まずはやってみるから始めると。
世界が開けてきます。
稽古の復習の場として。興味がある分野を自分で学ぶ場として。話も聞いてくれる安心な場として。そんな居場所作りとして、金曜日に寺子屋時間を設けています。