2019年の舞台に向けて。
ESL Theatre Project稽古開始。
今年の英語劇 芝居は。
Who is the Hero?
源頼光と鬼たちの物語
初回の今日は。受験のグループ面接を意識した稽古。試験官は、最年長の高校2年生。
✨読み合わせ✨
難しい古語表現や漢字を確認しながら、台本を読む。まずは、日本語から。国語の勉強。
改めて。台本読みは、国語力が試されるなと感じる。試験するまでもなく、実力が一発でわかる。
今後、面接が試験のメインになれば、「じゃ、読んでみて」は、来るだろうなぁ。
✨キャスティング✨
次に。生徒たちに、キャスティングを任せる。慣れたメンバーなので、自然にリーダー役が産まれ、周りの様子を伺いながら主張も妥協もし、サクサク進行。
配役決めは、大人でもなかなか決まらない事が多い。性格が一発でわかる。
こういうワークの時、昔は駄々捏ねてたメンバーも、今では一緒に仕事しやすい人材へと成長。
✨演出✨
キャストが決まった後は、高校2年の、今日さきら(演出助手)が、簡単な演出をつける。
そこへ、グループのみんなが自由に演技を色付けしてゆく。想像力と表現力が試される時間。
何年もの稽古を経て、言われた内容ではなく、ようやく自分で考えた表現が出せるようになってきた!
でも。まだまだ、表現の出し惜しみをするので、練習が必要。
出来るのに、出さなければ。結果、出来ないのと同じ。
✨気づき✨
今回の芝居を使った模擬グループ面接で面白かったのは。得意分野によって、リーダーがコロコロ変わった事。
さらに、その時々のリーダーに、みんなが従っていた事。
確かに。1人の絶対的リーダーが存在しない事で、進行は少し鈍ってはいたが。
みんながみんな、その都度、得意分野のリーダーになる事で、自由に動けていた。面白い発想も産まれた。
若者たちの協力の仕方、面白い。これからは、そんな時代かも。
信頼出来る仲間だから、上手く立ち回れる。
その経験を踏まえて、知らない誰かとの協力の仕方やまとめ方、たくさん学び、将来に備えたい。
と。
案外協力できないのは、頭の固い大人だったり。気をつけましょうね、大人の私たち。
そうそう。試験官役は、というと。
グループが芝居を作る様子を見ながら、演出のやり方、立ち回り方。指導の仕方。自分で考えて、学んだ様子。
舞台稽古は、学びの宝箱。
この、平安時代劇芝居が、どう英語劇になるか、楽しみ。